こんにちは、しばやんです。
私はビルメンテナンスの仕事しているため、同僚が「乙4」を受験する場面に出くわします。
毎月2,000円の資格手当をもらうため、これまでも多くの人が受験されました。
残念ながら、落ちてしまった同僚たちもいます。
今回は、2回以上(最高3回)落ちて合格できなかった3人を紹介します。
彼らの勉強方法をマネしないことで、合格率がアップするかも!
写本型
Iさん | 50台後半 | 受験回数:2回 |
不合格の理由
テキストの内容を理解せず、テキストを何度も書き写すことで内容を暗記しようとした。
不合格勉強方法の内容
Iさんの勉強方法は、テキストの内容を暗記することを最優先にする方法でした。
この勉強方法自体は、私もオススメしている方法なのですが、残念な点がありました。
それは、内容を理解せず、テキストの内容を一字一句そのままにノートに写し続けたことです。
テキストの文章は暗記できますが、内容を理解していないので試験問題は解けません。
テキストの内容を暗記して、問題を解けるようになることが本来の目的なのですが
Iさんは、「テキストの文章を暗記する」ことが、いつのまにか目的となってしまったようです。
テキスト内容の暗記だけでなく、「問題を解く」練習を忘れないようにしましょう!
ぶっつけ本番型
Tさん | 50台前半 | 受験回数:3回 |
不合格の理由
ネットの難易度「簡単」を信じ、テキストの内容を暗記しなかった。
不合格勉強方法の内容
Tさんは、受験前から乙4は「簡単」だと考えていました。
ネット情報で難易度が「簡単」だと言われていたからです。
しかし、それらの情報は勉強して合格した人にとっては「簡単」であって
決して、「簡単」であることと「勉強する必要がない」ことはイコールではありません。
しかし「勉強をする必要がない」と思い込んで、ぶっつけ本番で試験を受け続けました。
もちろん、基本的な知識さえ覚えることなく試験を受けたので、3回も落ちてしまいました。
一夜漬けならぬゼロ夜漬けでは、さすがに合格できなかったようです。
合格するには間違いなく「勉強が必要」です。
過去問だけの勘違い型
Sさん | 60台前半 | 受験回数:2回 |
不合格の理由
解いた過去問が少なすぎた。
不合格勉強方法の内容
Sさんの勉強法は、テキストにさらっと目を通したあと、過去問題を繰り返し解く方法でした。
私がオススメしている危険物取扱者試験に合格するための勉強方法とほぼ同じ方法です。
しかし、繰り返し解いた過去問の「問題数」が少なすぎました。
Sさんが使用したのは、消防試験研究センターが公表している「過去に出題された問題」のみ。
さすがに30問前後の問題を通して暗記した知識だけでは不十分だったようです。
それでも、3人の中では優秀な成績(60%正解まであと1~3問)での不合格でした。
やはり、過去問題を解くこと自体は、勉強方法として間違っていないと思います。
十分な数の過去問題を解き、合格に必要な範囲の知識を暗記しよう!
まとめ
あらためてですが、落ちてしまった人たちの勉強法ですので、決してマネはしないでください。
今回紹介した「乙4」に落ちてしまった人たちの勉強法と自分の勉強法を比較して
「不合格になる勉強法」をしていないか、ぜひ確認してみてください。
少しでも、不合格にならないためのコツとして参考にしていただければと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。